つなプロ報告会in京都

被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)の報告会が京都で実施され、まーちん・ひかるん・ヤス・あべちゃんの4人が参加しました。まーちんが4月に参加した活動先で、第3期と第5期の宮城県石巻組では、夜のシャベリバに来ていただいた団体です。みなさん覚えているでしょうか?3月からの活動が一段落しての今回の報告会でした。

つなプロとは?

災害時に見過ごされがちな、特別な配慮を必要とする方々(高齢者、子ども、アレルギーや難病、障がいをもっている方等)などのニーズを聴き取り、専門NPO等へのマッチングを行ってきた団体です。

震災当初はまず個別ケアのニーズを明確にするため、徹底的な避難所での聞き取り調査をしたそうです。しかし、「調査」というのは現地で反感を買う場合が多々あったそうです。また、特殊なニーズを探しに行ったのに、基本的はニーズも拾えていなかったそうです。約1カ月で、宮城県内22の市区町村の443ケ所の避難所を計965回巡回し、随時変化するニーズを把握。集まった505件の中から特に支援されにくいニーズをケアするため、専門的なスキルを持つNPOとのマッチングを図ったそうです。今回の報告会では、「東日本大震災からの復興も、復興を支える活動も、10年20年の取り組み(物資やイベント中心からの脱却)」といことを強く意識させれました。また、専門性のない学生がボランティアとして出来ることは、「話に耳を傾けること」・「若さが武器」・「学習支援」・「地元産業の勉強」だということがパネラーから挙がりました。ともすれば、下火になりがちな学生団体などは横の繋がりで連携したりNPOとの連携による、息の長い支援の重要性を再認識しました。

http://www.hnpo.comsapo.net/portal/tsuna-pro/portal.index