兵庫県立大学震災記念公開シンポジウム

1月28日(土)に人と防災未来センターで開催された、兵庫県立大学震災記念後期あシンポジウムにALSOK・タカダ・あべちゃんが参加させていただきました。当日は、学生同士のパネルディスカッションでとっきーが司会もしていましたよ!当日お世話になった各学生団体のみなさんや参加者のみなさん、および本シンポジウムに誘っていただいた森永先生・馬場先生には感謝申し上げます。3月4日(日)「学生未来フォーラム」で、また皆さんとお会いしたいです!

 

以下、参加者のレポートです。

 

あべちゃん
128日(土)に開催された、兵庫県立大学のシンポジウムに参加してきました。いろいろ書きたいことはあるのですが、メーリスなので短めに印象に残ったことを!シンポジウムの後半は、とっきーさん司会のもと神戸大学・神戸学院大学・兵庫県立大学の各学生団体が自分たちのしている活動についての報告でした。その後の懇親会で各団体の学生の方とお話させていただいた中で、「お金」の問題と「人」の問題が共通の問題として挙がりました。「お金」は、やはり自由になる資金がないということで今日発表した各団体は大学の援助があるらしいのですが、自由にはならず不便も多いそうです。なので、大学内で活動のための募金活動をしたり、同窓会まで行って活動報告をして募金を募っているそうです。ワカモノはいろんな大学からなので難しいですが、活動のための募金は考えてみる価値はあると思いました。それともう一つが、「人」の問題。やはり「被災地に行って終わり」という人が少なからずいるのが事実みたいです。いなくなった人を非難するのは簡単ですが、自分たちがやっている活動にも魅力が無くなっているんではないかという「自己批判」も必要だと感じました。詳しいことは、また222日の全体ミーティングで!


タカダ
兵庫県立大学震災記念公開シンポジウムに参加して思ったこと
 
本格的なシンポジウムへの参加は今回が初めてでした。あべちゃんやALSOKと違って私は話を聴くのみでしたが、3月4日に学生未来フォーラムを計画してきたチームの1人として、当日の運営の参考にしたかったので勉強になることが多かったです。災害弱者についての教授の発表は日頃から関心があったので興味深く、学生団体は実際の支援の様子を発表していたのでモチベーションが上がりました。終わってからの他団体との交流などからお金の重要性を痛感しました。
現地に行かなくても効果のある支援は出来ます。しかし支援するためにはお金が不可欠です。活躍している団体はお金を持っていました。活動内容が認知度アップやお金集めだけではまずいとは思います。ですが、支援のためのお金集めは間接的ではありますが被災地のためになっていると思います。他団体との繋がりや認知度アップだけでなく、「支援のためなら自由に使えるお金を集める活動」をもっともっと考えて実行していかなければいけないと思います。
 
とっきー
まずは大学の.ボランティアに対する認識が進んだと思いました.
大学側はボランティアに関して人間形成に必要で,教育に取り入れ,単位認定する大学もあります.特に,神戸学院大学は月2,3回のペースでボランティアバスが出ており,これまで20回以上派遣されています.大学の教育的戦略の中にボランティアを取り入れてもらえれば,僕達の活動もしやすくなると思います.
「ボランティアに行ってよかった」だけでなく,「成長した」「大学で学べないことを学んだ」とボランティアを通して得られた自分の成長を公言していく必要があります.今後の報告会では,活動内容よりも成長できたということを強調するようにしてきたいと思いました.
それから,論議になったボランティア参加学生の熱をいかに持続させるかが重要です.大学側もせっかく派遣したのに「行って終わり」では教育効果を検証できません.その対策として報告会,話し合いの場を持つことが大事との意見が出ました.確かに,カワモノヂカラではシャベリバやミーティングがあるために多くの学生が今も参加し続けてくれているのだと思いました.もう一度ワカモノシャベリバを開いてみませんか?今度はワカモノヂカラ以外の学生にも参加してもらって.ワカモノの気持ちを再燃させるいい機会になると思います.