ワカモノヂカラプロジェクト3

2013年2月11日~15日に「ワカモヂカラプロジェクト3」と題し、岩手県宮古市にて35名のワカモノがボランティアに参加しました!

 

その中の一人、おかむちゃんからの報告です。

 

2013年11日から15日にかけて復興ボランティア「ワカモノヂカラプロジェクト3」に参加して、岩手県に行ってきました。 具体的な復興作業ではなく、「学び」を中心とした活動を行いました。津波が来る瞬間をDVDで見て、同時進行で現地に行き、目で見て、知って、体感する。そして共有して。滅多に見学できない災害廃棄物処理場に行ったり、菜の花プロジェクトに参加してみたり。 私がこの5日間の中で1番考えさせられたことは、「家」についてです。

 

津波で家がごっそり消え、基礎だけが残ってる街並みを見て、自然の恐ろしさと人間の無力さ痛感しました。 思い出がたくさん詰まった家が消えて、心に大きな傷をつくっていく。そんな人がたくさんいる東北の現実を見て、なにも言葉がでませんでした。今まで大学で学んできた建築が、よくわからなくなりました。 「家とは、なんのためにあるのか」

 

ボランティアに参加して数日たちます。今まで東北に関して受け身だった私達が、発信する側になり、ここでもまた、無力さを感じます。伝えるって難しいんだなって改めて感じました。